神澤さんの教え。家族旅行を楽しみたい場合の注意点は?

最終更新日 2024年11月19日 by asisps

子どもと一緒に家族旅行をする場合、楽しみと感じる反面不測の事態が起きたらどうしようと悩むことがあります。
特に出発前には何を用意したらよいのか考えこんでしまうことも。
日本では必要なものはどこにいてもある程度揃ってしまうため、必要以上に考え込むことはありませんが、あらかじめ心に留めておくだけでもいざという時に慌てずに済みます。

 
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神澤光朗氏も注意を促す乗り物のトラブル

トラブルがまず起きやすいのは、車や電車、新幹線などの乗り物となります。
子どもの場合、始めは違った景色を見たりいつもと違う雰囲気にはしゃぐことが多いのですが、長くても1時間もすると飽きてきます。

飽きてしまうのと同時に機嫌が悪くなり、車ではチャイルドシートをかたくなに嫌がる、電車などの乗り物ではその場から降りたり騒いだりするので、そのような状況になる前に気分転換を適度に取り入れなくてはなりません。
言葉の使い方に気を付けて、忍者のようにそっと探検してみようとデッキ部分に出るのも良いですし、車での移動であればパーキングエリアで宝探しのようなことをしても良いでしょう。

おもちゃや大好きな絵本、さらにお菓子を常備しておくことも基本ですが、初めから与えないように注意してください。
特にお菓子は普段食べられないからと言って食べ進めてしまいますが、終わってしまうととたんに機嫌が悪くなったり、大人も叱る機会が増えたりして悪循環となるので注意が必要です。

 

旅先の小児科がどこにあるかを把握する

この他家族旅行において注意すべき点は、あらかじめ旅先の小児科がどこにあるかを把握する、常備薬や子供用の風邪薬などを用意することがあげられます。
子どもの場合知らない土地に行くと熱を出すなど体調が優れなくなることも多いです。

発熱は夜間に起こることも多いため、心にとめておかなくてはなりません。
さらに大人自身も緊張からか頭痛などが起こりやすいので頭痛薬なども持ち歩いていると、体調を安定させることができ旅行を楽しむことができます。

体温計もあると熱がどのくらいあるのかをすぐに把握できるので、大変便利です。

 

小さい子どもとの家族旅行において持っていくと良いもの

小さい子どもとの家族旅行において持っていくと良いものに、ベビーカーや抱っこひも、大きめのバスタオルやお気に入りのDVD、保険証や母子手帳、体温計、飲み物や着替え、使い慣れたものがあげられます。
ベビーカーや抱っこひもは0歳から2歳ぐらいまでの子どもがいる場合に必需品であり、すでに歩くことができるようになっていたとしても、一つあると歩けなくなった時に対処することができます。

特に旅行において長い時間歩き回るようなコースを組んでいる場合は必ず持参するようにしてください。
これらのものは子どもが寝たいときに寝ることもできますし、大人の荷物をかけることができるので便利です。
大きめのバスタオルは小さな子どもがいる場合は大変重宝であり、用意することがあるのですが、小学生など就学してからの子どもとの旅行の際にも重宝します。

しっかりとしたつくりのものはブランケットや布団がわりになったり、衣服がぬれて着替える際にプライバシーの保護となったり、クッションがわりになったりと様々な使い方をすることができます。
車での移動の際にも窓にかけることでプライバシーが保たれるほか、強い日差しが入ってこないため快適に過ごすことができます。

 

保険証と母子手帳も忘れないこと

意外と忘れてしまうのが保険証と母子手帳です。
日本においては保険証が無くても受診することができますが、その際実費となることが多く、さらにのちに保険証のコピーなどを郵送やFAXしなくてはならないことがあります。

全額負担をする場合はかなりの金額となり、出費がかさんでしまうため保険証は必ず持ち歩くようにしましょう。
飲み物もすぐに手に入りますが、子どもが喉が渇いたということを訴えるのは、意外と乗り物に乗ってしばらくしてからが多く、いらないと言っていたにも関わらず出発した直後に欲しいと言い出すことが多いです。

そのため水筒などに水、またはお茶を入れておくと喉が渇いた時にすぐに飲むことができます。
なお、水筒に関わらずペットボトル飲料を口をつけて飲んでいる場合は、品質が大丈夫であるかを確認するようにしてください。

暑い時期になってくると飲み物自体に変化が生じ、衛生的によくありません。
飲み残したものを長時間保管しておくのではなく、定期的に新しいものに取り換えることが大切です。
遠出をする場合は子どもに緊張やストレスを与えないことが大切になってきます。

 

まとめ

大人が余裕を持った行動や言葉を発していると子どももまた落ち着いてきますが、全く緊張感を与えないようにすることは難しいため、遊び慣れたグッズなどを持参するようにしたり、旅行前からどのような場所に行くのかなどを話したりして、自然と旅行に親しんでいけるようにします。
宿泊先においても子どもがいても大丈夫なところを選ぶようにして、大人も子どもも負担にならないように工夫をしていくことが大切になります。